「第28回材料科学に関する若手フォーラム」において特別講演が行われました。
長岡技術科学大学 石橋隆幸 教授 により特別講演「磁性ガーネット膜を用いた磁場の可視化技術の開発」が、2018年1月12日(土)に船橋キャンパス 14号館 1434教室で行われ、学内外の電子工学・材料科学を専攻している学生と教員・研究者約50名ほどが聴講しました。
石橋隆幸 教授は、世界最先端の磁気イメージングに関する研究内容を材料科学領域で研究を始めた学部4年生でも分かりやすく聴講できるように、磁場や磁石と光との関係から分かりやすく説明され、最終的に光強度や色で見る“磁場”可視化デバイスまでの高度な内容をご紹介くださいました。当日は実際に作製された宝石としても知られるガーネット材料からなるの大型板状の試料デバイスも持参くださり、その板面にはくっきりと磁場の分布が現れていました。
石橋教授は“磁気光学効果”と呼ばれる磁気物質と光との関係、そしてそれを用いた可視化技術につき長年研究を実施されています。また、本学科の中川教授・塚本教授・芦澤准教授・伊藤名誉教授とも関係の深い研究者でいらっしゃいます。
石橋教授、誠に有難うございました。