日本大学 理工学部 電子工学科

博士後期課程3年塚本研究室の吉川大貴君が光と磁気の国際会議MORIS2018でBest Poster Awardを受賞しました

 2018年1月7日~1月10日にアメリカ ニューヨーク州 Queens大学で開催された光と磁気の国際会議MORIS2018において、塚本新教授の指導する電子工学専攻 博士後期課程3年の吉川大貴君(写真中央)が、Best Poster Awardを受賞しました。

 受賞題目:「All-optical magnetization switching in GdFeCo/Pt」

 本研究は、塚本教授らが発見した新奇な現象である全光型磁化反転現象に関する研究です。超短パルス光により誘起される全光型磁化反転現象が、通常の時間スケールと異なり、電子系による超短時間のエネルギー散逸過程に強く依存していることを、磁性薄膜GdFeCoを異なる電子ダイナミクスが期待される金属薄膜の上に重ねた試料群を用いた実験により明らかにしました。また、金属薄膜にPtを用いた場合はさらに異なる依存性をもつ事も明らかにしました。
 本研究は日本学術振興会特別研究員奨励費(DC2)と塚本新教授がプロジェクトリーダーを務める「文部科学省私立大学戦略的基盤形成支援事業 超短時間光・物質相互作用の理解・制御が切り開く 新材料・物性・デバイスの探索と創生」および 参画している「文部科学省 新学術領域研究(研究領域提案型) ナノスピン変換科学 計画研究」により実施されました

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