博士後期課程3年山口拓人さんと佐伯勝敏教授が国際会議(AVIC2024)にてBest Paper Awardを受賞しました
2024年10月15日~17日にマレーシア・クアラルンプールにて開催されたアナログ大規模集積回路に関する国際会議(AVIC2024)で
電子工学専攻博士後期課程3年山口拓人さんと佐伯勝敏教授の執筆した論文が,Best Paper Awardを受賞しました。
受賞題目:Memory Recall using Hardware Reservoir Computing with HSWNN
機械学習において少ない計算時間と計算資源で学習を行う,リザバー層を用いたリザバーコンピューティングが注目されています。
本論文は,佐伯研究室で研究を行っているニューロモルフィックデバイスの一つであるパルス形ハードウェアカオスニューロンモデルを用い,
ハードウェアスモールワールドニューラルネットワーク(HSWNN)を構築し,
それをリザバー層に用いたリザバーコンピューティング(RC)を提案しています。
このRCを用いることで,記憶した画像パターンの想起が可能であることを明らかにした論文で,次世代型人工知能として期待されています。