電子型強誘電体の異常光応答について報告しました
令和元年11月28日、第29回日本MRS年次大会において、永田知子助教が電子型強誘電体の異常光応答について報告しました。
通常、半導体に光を当てるとその光強度に比例した数の電導キャリアが生成しますが、電子型強誘電体に光を当てると光強度に対して電導キャリアが指数関数的に増加することがわかりました。この現象を太陽電池に用いれば、発電効率の理論限界を超える可能性があります。光センサーとして使うことも可能です。
発表を聞きに来てくれた他大学の先生との共同研究も決まりました。