電子工学専攻1年の松本拓也君が,電子情報通信学会の磁気記録・情報ストレージ研究会で委員長賞を受賞!
2016年3月4日に名古屋大学で開催された電子情報通信学会の磁気記録・情報ストレージ研究会において、中川活二教授の指導する電子工学専攻 博士前期課程1年の松本拓也君が、委員長賞を受賞しました。おめでとうございます。
論文題目と概要は以下の通りです。
論文題目:
「表面プラズモンポラリトンの伝搬特性制御のための層状プラズモン導波路」
概要:
表面プラズモンポラリトン(SPP)は、光の回折限界を超えて集光可能であるため、新規光デバイスへの応用が期待されています。そのSPPの波長と伝搬長制御のために、2つの界面のSPPが結合して伝搬するモードに着目し、金属と誘電体を交互に配置する層状プラズモン導波路の解析を行いました。金属および誘電体厚さ変化に対する伝搬モードや波長の変化、誘電体材料による短波長化、レンズ構造を用いた集光の可能性を示しました。
これら成果の一部は、文部科学省「戦略的研究基盤形成支援事業(代表:電子工学科 塚本 新 教授)」の支援を受けて実施されました。