日本大学 理工学部 電子工学科

PC解剖を実施しました(1年生)

令和4年9月22日~10月5日にPC解剖を実施し, 1年生に電子工学への興味を深めてもらいました.
PC解剖は, 学生一人ひとりがコンピュータを構成するパーツにまで実際にバラバラに分解・分析することで, 一見難しそうなコンピュータの中身に興味を持ちながら, コンピュータの仕組みや用いられている電子工学の技術を知り, これから修得する電子工学との対応の理解を深めるための実習イベントです.

4~6人で一台相当のデスクトップコンピュータを徹底的に解剖しました. 初めは筐体を開けるのにも苦労していましたが, PCを注意深く観察することでパーツを一つひとつ解剖していきました. 解剖を進め, 電源やハードディスク, ファンなどの大きなパーツを取り外し, マザーボードを取り出した時には達成感から歓声が上がりました. 各種パーツに用いられている技術についてティーチングアシスタントの大学院生により世の中の先端技術の紹介だけでなく学問的要素が実際に用いられていることを説明されると, 驚きと興味を持って議論に発展しました. CPUのチップ内も顕微鏡で観察することで, 実際に小さな回路が詰め込まれていている様子を垣間見, ブラックボックスの中に世界が実際にあることを体感し感動していました. 二日目に行われたPC解剖発表会では, 解剖によって体験したことと調査した内容を合わせることで, 今まで見えていなかった世界が見えるようになったと, 実際に経験することの重要性を感じていました. 電子工学科1年生のこれからの発展を期待しています!

 

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