日本大学 理工学部 電子工学科

PC解剖を実施しました!

 平成28年5月9日にPC解剖を実施し、1年生に電子工学への興味を深めてもらいました。

 PC解剖は、学生一人ひとりがコンピュータを構成するパーツにまで実際にばらばらに解体することで、一見難しそうなコンピュータの中身に興味を持ちながら、コンピュータの仕組みや用いられている電子工学の技術を知り、これから修得する電子工学の授業との対応の理解を深めるための授業です。

 デスクトップ、ラップトップなど2~3人に1台相当のコンピュータを解剖しました。筐体をあけて初めて中を見たときに、おっと歓声も上がっていました。さらに部品、部品を構成するパーツへと解剖してきました。CPUやハードディスク、電源などの主要な部品については、大学院生と機能や役割を確認しながら解剖しました。4年生と大学院生が最先端の研究の内容を織り交ぜて説明すると、学生は興味を持って話を聞いていました。

 学生は、よく知っているコンデンサも実際に解剖して中身を見てみると「想像していたものとは全然違った」と体験することの重要さを感じていました。さらに、ディスプレイの液晶やCPUの回路を顕微鏡で観察したり、ハードディスクのヘッドを卓上の電子顕微鏡で観察して、今まで見たことのない世界に触れることができ、感動していました。

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